ホームへ
Topics > Topic-03
トピックス 肩こりと瞼(まぶた)の関係
ご挨拶へ
【肩こり民族?】
 日本人は肩こり民族といわれ、実に中高年では7〜8人に1人は“肩こり”を持っているといわれています。

【肩こりは人間にしか起こらない?】
 腕は、鎖骨以外では肩甲骨と僧坊筋を介して頸の骨(頸椎)によって支えられています。
言いかえれば、二本足で立つ人間は腕や肩の重みがすべて頸にかかり、肩こりが起こりやすい構造になっています。

【瞼が下がっていると肩がこる?】
 肩こりの原因の一つに瞼の状態が関係していることをご存知でしょうか?
@加齢(筋肉のゆるみ)や化粧、花粉症(瞼をよくこする)、コンタクトレンズの長期使用による眼瞼下垂(がんけんかすい)では瞼が下がり、黒目の大部分が隠れてしまいます。このため、目を開けて物を見ようとすると、無意識のうちに額の筋肉(前頭筋)を緊張させています。その結果、眉毛が上がり、額にシワが寄った顔つきになります。
前頭筋は頭のてっぺんから首筋にかけて、前頭筋−後頭筋−僧坊筋とつながっているため、額の筋肉(前頭筋)を緊張させること=僧坊筋の緊張となり、肩こりを惹起させることになります。
A一方、目を開ける動作では、自律神経のうち交感神経が緊張している状態になっています。交感神経の緊張はアドレナリンの分泌を促進させる結果、血管が収縮するため、頭痛や肩こり、手足の冷え、不眠などの症状を引き起こします。

【治療法は?】
 一般的な肩こりに対しては薬物療法(消炎鎮痛剤、筋弛緩剤など)、物理療法(頸椎牽引、電気治療など)、温熱療法(マイクロ波など)がありますが、瞼の不具合に原因があると考えられる場合では、瞼の手術(弛んでいる皮膚の切除や、弛んでいる筋肉の短縮)で肩こりが改善することがあります。ただし症状の改善には個人差があります。
どうぞご相談ください。

肩こり図表
【肩こり図表PDF】
左のサムネイルをクリックすると、上記に関する説明図が別ウィンドウで開きますので参考になさってください。(PDFリーダーをお持ちでない方はトップページのリンクから取得できます)
院長紹介へ
診療科目へ
診療時間へ
案内地図へ
トピックスTOPへ
よくあるご質問へ
リンクへ
サイトマップへ
お問合せへ
当院のシンボルマークです

HOMEご挨拶院長紹介診療科目診療時間案内地図トピックスよくあるご質問リンクサイトマップお問合せ

Copyright (C) 2009-2017 Ohara Seikei Keisei. All Rights Reserved